『かんかん橋をわたって』は草野誼先生による漫画です。
すでに完結している作品ですが、今でも人気のある作品となっており、電子書籍サイトの売り上げランキング上位に顔を出すこともあります。
今回は『かんかん橋をわたって』1巻のネタバレ記事です。
『かんかん橋をわたって』1巻のネタバレ!
『かんかん橋をわたって』の主人公は結婚したばかりの渋沢萌という若い女性。生まれ育った町である「川南」から「川東」へ移り、夫の実家に同居しています。
姑の不二子は優しくて、なんでもそつなくこなす完璧な主婦でした。萌は気難しい舅と義姉には悩まされていたものの、不二子のおかげで穏やかな新婚生活を送っていました。
しかし、このまま穏やかに過ごしていけると思いきや、優しい姑からの嫌がらせが徐々に始まっていきます。ここから不二子の嫁いびりが始まっていくのです。
萌はまだ知りませんが、不二子にはもう1つの名前がありました。それは、「川東いちのおこんじょう」という名前で、いちのおこんじょうとは、意地悪と言う意味があるらしく、川東の意地悪という名前が不二子にはありました。
1巻では、よくある嫁が陰湿な姑に悩む話が描かれています。この話だけ読むとドロドロの嫁姑バトルのような感じです。この不二子の嫌がらせを萌はどう耐え忍んでいくのでしょうか。
『かんかん橋をわたって』1巻の感想
本作は草野誼さんが描かれています。作者の名前だけでは自分もピンと来なかったのですが、『愚者の皮』の作者であることから「この人の漫画か」とわかりました。
『愚者の皮』は面白かったですが、個人的には『かんかん橋をわたって』の方がもっと面白いと感じました。マンガ広告などだけで見ると嫁と姑のバトルの話なのかなと思っていましたが、少し違う感じになっていたので一気に読んでしまいました。
タイトルにある「かんかん橋」とは、川南と川東を結ぶ鉄の欄干の橋の愛称のことで、川南と川東が仲が悪いというのもいい設定だと思います。まだ1巻しか読んでいませんが、この地域の仲の悪さも後々絡んでくるのだと思います。
登場する姑「不二子」は、名前もいやらしそうですが、見た目も宇宙人ぽくて嫌がらせが好きそうな感じが出ているのも良かったです。萌はこれから不二子の嫌がらせに耐えて、元通りの新婚生活に戻ることができるのか、楽しみです。
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