『公爵令嬢の嗜み』7巻のネタバレ!戦争の危機……!?

公爵令嬢の嗜み』は梅宮スキ先生によるコミカライズ作品で、現在7巻まで刊行されています。原作は澪亜先生が「小説家になろう」にて連載していた小説です(完結済み)。

現代で税務署事務のOLをしていた主人公は事故にあい、目が覚めると大好きだった乙女ゲームの悪役令嬢・アイリスへと転生してしまっていました。さらに目が覚めた瞬間は正に婚約者である第二王子エドワードからの断罪イベントの真っ最中。本来であれば修道女として幽閉されるはずだったアイリスですが、本来のゲームシナリオとは異なり父親から両地であるアルメリア領を領主代行として治めるよう命じられます。

前世の知識を武器に領地で様々な改革を編み出すアイリスは、徐々に第一王子と第二王子を筆頭とする王国の権力争いに巻き込まれ始めるのでした…

今回は『公爵令嬢の嗜み』7巻のネタバレ記事です。




『公爵令嬢の嗜み』7巻のネタバレ!

国教であるダリル教からの破門を免れたアイリスですが、その裏ではディーンこと第一王子であるアルフレッドが暗躍していました。アルフレッドはアイリスを助けつつ、腐敗しきっていた教皇一派を処罰し、力を持ちすぎたダリル教の勢力を押しとどめることに成功します。ダリル教の勢いを削いだアルフレッドの最終的な目標は無能な現王とその妃であるエルリア妃を排斥することにありました。

そしてアルフレッドはもう一つ、第二王子の婚約者であるユーリにも目を配っていました。ユーリはただの男爵令嬢ではなくタスメリア国内の力を分散し疲弊させ、タスメリアと敵対するトワイル国と戦争を引き起こすための役割もあったのです。次々と降りかかる国の問題に対応するアルフレッドですが、彼のもとにレティシアという少女が訪れます。レティシアはアルフレッドの実の妹で唯一の王女でもありました。





レティシアは既に命を落とした正妃で彼女の母、シャリアに余りにも容姿が似ているため、シャリアを溺愛した現王の目に留まらないよう離宮で兄の手伝いをしながら籠の鳥のような生活を送っていたのです。兄の右腕として働くレティシアはアルフレッドとアイリスの関係に興味を持ちながらも、彼女なりに国の行く末を心配していました。

全てを合理性で判断してしまう兄だからこそ、損得関係なく興味を持ったアイリスにレティシアもまた興味を持ったのです。レティシアは兄を説き伏せ街に出ることを約束させます。そこで偶然兄と共にアイリスと出会うよう仕向けます。

一方、アイリスもまた少しずつ迫りくる戦の気配に気づき始めていました。アイリスは民を守るために戦争で誰かを殺す覚悟があるのかと、仲間であり護衛でもあるディダから問われます。自らの民を守る方法に悩むアイリスに、彼女の母親であるメルリスが力を貸します。社交界の華と呼ばれるメルリスがかつて軍人になりたかったこと、そしてその夢が断たれた後も別の方法で民を守ろうとし社交界という別の戦場に足を踏み入れたことを聞いたアイリスは決意を固めます。それはアルメリア領を守るために頭と口をペンを使い、出来る限り戦で流れる血を少なくするというものでした。





そしてある日、街へと降りたアイリスはディーン(アルフレッド)と共にいる妹のレティシアと出会います。ともに女性の身でありながら仕事を負う二人は打ち解けていくのでした。楽しい時間を過ごしたアイリスのもとに招かれざる来客が訪れます。それは前教皇の息子でもあり、アイリスを学園で断罪した一人でもあるヴァンでした。教皇の息子としての地位を失い、ユーリや他の貴族たちからも見捨てられたヴァンはアイリスへ庇護を求めます。

しかし、ただ助けを求めるだけのヴァンをアイリスは一蹴しました。ヴァンはアイリスの言葉で自分を見つめなおし、自分で力を付けて周りを見返すことをアイリスと約束し、彼女の助けの元一聖職者として働くことを誓うのでした……

『公爵令嬢の嗜み』7巻の感想

ダリル教の破門という一騒動を何とか切り抜けたアイリスですが、ダリル教の腐敗だけでなく今度は戦争という大きな影が忍び寄りはじめます。そして1巻ではただの天然ヒロインであったユーリがここにきて敵国であるトワイル国との内通者の可能性というぞっとするような展開も見せ始めます。

その一方で最初は第二王子エドワードとユーリを盲目的に慕い、アイリスを断罪したヴァンやドルッセン達もまた違和感に気づき始めます。果たしてアイリスは、そしてタスメリアは一体どうなってしまうのか。8巻も目が離せない展開になっています。

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