『聖女じゃなかったので、王宮でのんびりご飯を作ることにしました』は朝谷コトリ先生によるコミカライズ作品で、現在フロースコミックより2巻まで刊行されています。原作は神山リオ先生が「小説家になろう」にて連載中の小説です。
主人公・莉奈(リナ)はある日突然ヴァルタール王国の皇子エギエディルスの行った聖女召喚で呼び出されてしまいます。しかし聖女としての力がなかったリナは現代に帰ることが出来ずそのままヴァルタール王国に残ることになります。しかし、現代から来たリナにとってこの国の食事は粗末でとても美味しいとは言えないものでした。食事が大好きなリナは現代料理で皇子や国の人々の心をつかみ、関係を深めていきます……
今回は『聖女じゃなかったので、王宮でのんびりご飯を作ることにしました』2巻のネタバレ記事です。
『聖女じゃなかったので、王宮でのんびりご飯を作ることにしました』2巻のネタバレ!
現代から聖女召喚としてヴァルタール王国に呼ばれたリナ。しかし、望まれていた聖女ではなかったことから自由に王宮で暮らすことになり、ジョギングなどで体を鍛えリナは少しずつ健康に痩せ始めます。
決してお世辞にも美味しいとは言えない食事が普通だったヴァルタール王国で、リナは現代の料理を作りエギエディルスをはじめ、シュゼル皇子やフェリクス王にも料理を振舞います。そこで作ったフレンチトーストで今まで殆ど食事に興味を示すことがなかったシュゼル皇子の関心を引き、一日で冷凍庫を作り上げたシュゼルの為にアイスクリームを作ることになります。
アイスクリームを作るのに鍋をかき混ぜ続ける剛腕な人物を要求したところ、シュゼルが連れてきたのはまさかのフェリクス王で厨房の空気は凍りついてしまいます。しかしリナはフェリクス王に全く物怖じせず、むしろフェリクスの好物である肉を作った料理「唐揚げ」を作り出し、それを報酬にアイスクリームの手伝いを完遂させます。皇子や王達だけでなく、王宮で働くメイドや料理人たちもリナの作る料理の美味しさと、彼女の堂々とした姿に魅かれ始めていました。
そしてリナの料理の腕を知ったことで、王宮だけでなく魔法省や軍部からもたくさんの料理人がリナの料理を習いにやってきます。大量の野菜を使う日替わりスープを作るかたわらで、リナはずっと作りたかった柔らかいパン作りに取り掛かります。ヴァルタール王国で作られるパンはとても固くスープに浸して食べなければいけないほどだったのです。
リナは以前リンゴから作った酵母を使いパン作りを開始します。そしてついに皆で作っていたジャガイモのポタージュと、柔らかいふわふわの発酵パンが完成し……
『聖女じゃなかったので、王宮でのんびりご飯を作ることにしました』2巻の感想
段々と異世界のヴァルタール王国に馴染み始めたリナ。自分のやりたいことを見つけ、料理という方法で周りの人々と少しずつ関係を深めていくリナの様子はとても逞しく、その成長から目が離せません。そして私達にとってはなじみ深く、異世界にとっては馴染みのない料理が2巻でも沢山登場します。特に唐揚げやアイスクリーム、スープなどを初めて食べた新鮮な反応も楽しめるので、毎話どんな料理が登場するのか楽しみになってしまいます。
徐々に有名になり始めたリナの料理。3巻ではどんな料理で皆の胃袋を掴むのか、目が離せない展開になっています。
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