『外科医エリーゼ』4巻のネタバレ！エリーゼに試練が……？

『外科医エリーゼ』はmini先生によるコミカライズ作品で、現在コミック4巻まで刊行されています。原作はyuin先生による韓国小説です。

前世で悪女皇后として処刑されたエリーゼは、転生した現世で稀代の敏腕外科医となります。しかし飛行事故に巻き込まれ死を覚悟し目を閉じます。しかし再び目を開くと自身の姿が皇后になる前の前世の姿、エリーゼに戻っていたのです。

前世の罪を償い再び同じ過ちを繰り返さないために、エリーゼは医者として未来を変えるべく奮闘を始めます……

今回は『外科医エリーゼ』4巻のネタバレ記事です。

『外科医エリーゼ』4巻のネタバレ！

祝賀会で倒れた公爵夫人の首を切開し命を助けたエリーゼ。しかし首を切開したことで不敬罪として連行されてしまいます。皇帝はエリーゼの処置を理由に医者の道を諦めさせようとしますが、医師たちの見解は今まで机上の空論でしかなかった首の切開を行ったエリーゼを絶賛するものでした。

一方、塔へ監禁されたエリーゼの元の皇太子の弟でもある第三皇子のミハイルが訪れます。ミルは前世のエリーゼの唯一の友人であったこともあり、思わぬ再開にエリーゼは涙を流してしまいます。ミルはエリーゼに興味を持ち、同じ塔に監禁されていることを理由に何度も足を運ぶようになります。

そんなエリーゼのもとに、公爵夫人の手術を成功させた話を聞きに医師たちがエリーゼの元へと訪れます。テレサ病院ではローゼと名前を偽って見習いとして働いていたエリーゼですが、本当の身分が知られてしまうことになりました。医師たちがエリーゼの手術を認めたことでエリーゼの不敬罪は無罪となり、また皇室を救ったことで皇室薔薇勲章が送られることになりました。

そして迎えた医師試験当日。想像以上に難易度の高い試験に疲れ切ったエリーゼの前に皇太子が姿を偽るロンが現れます。ロンはエリーゼをカフェと舞台へと誘い、自分がエリーゼと共に過ごすことを楽しんでいることに気づきます。

エリーゼの合格を防ぐために、過去にない最高難易度の問題が出された試験のため殆どの受験者は合格点に届きませんでした。あまりの合格率の低さに再試験が確実になる中、エリーゼは過去最高得点で試験に合格します。

順調に見えるエリーゼの未来ですが、すこしずつ帝国に戦争の影が忍び寄っていました。王子やエリーゼの兄たちも例外ではなく戦地へと赴くことになります。またエリーゼの病院でも前世で経験した疫病の兆しが発見されてしまいます。

皇太子が扮するロンは戦争に参加するため会えなくなることを告げにエリーゼのもとを訪れます。エリーゼはロンの無事を祈り母の形見のロザリオを徴表として託しました。しかし、帰宅したエリーゼは兄たちの出兵を知ることになり泣き崩れてしまいます。

エリーゼは疫病を防ぐため、直接皇帝に直談判をしに向かいます。3日で疫病の対策を完成させると宣言したエリーゼは、皇帝に交渉を持ち掛けることに。それは疫病を防ぎ功績を認められたとしても皇太子と婚約することで……

その代わり皇帝は3つの要求を持ち掛けます。1つ目は婚約は戦争後にすること、2つ目は結婚に関しては皇太子の意見を尊重すること。そして3つ目は……

『外科医エリーゼ』4巻の感想

『外科医エリーゼ』4巻では、エリーゼの進む未来が大きく揺れ動くことになります。無事に医師試験を合格し医者としての一歩を歩み始めたものの、疫病の発生や兄たちの徴兵と、前世と同じ未来に針が進み始めてしまいます。

また、前世では会うことが無かった皇太子扮するロンへの恋心や、皇太子のエリーゼへのすれ違う思いも目が離せない展開になっています。

そして疫病を解決した後にエリーゼが皇帝に要求する3つ目の願いが一体何なのか、エリーゼは伝染病を食い止めることが出来るのか。5巻が非常に楽しみな展開ですね。

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