『指輪の選んだ婚約者』は早瀬ジュン先生によるコミカライズ作品で、現在FLOSコミックにて2巻まで刊行されています。原作は茉雪ゆえ先生が「小説家になろう」にて連載していた小説です。
1話は動画でも試し読みができます。
今回は『指輪の選んだ婚約者』2巻のネタバレと感想記事です。
『指輪の選んだ婚約者』2巻のネタバレ!
ユールの主催するパーティーに招待されたアウローラ。対立派閥の貴族のパーティーに向かうため、フェリクスの姉・ラエトゥスを筆頭にアウローラが着るドレス作戦が始まります。アウローラはフェリクスがアドバイスしてくれた「幸運をもたらしてくれるシロツグミ」の言葉に、斬新なドレスを思いつきます。
一方フェリクスは今まで氷の貴公子と呼ばれていた男とは思えない程、上の空になってしまったりと彼らしくない振る舞いが目立つようになります。その原因は婚約したアウローラが原因でした。
一時的な婚約のはずだったのですが、フェリクスは本気でアウローラのことが好きになりはじめてしまったのです。ところが、そんな彼を見てユールは怒りを覚えます。それはフェリクスの隣に並び立つのが絶世の美女でもなく、ただ指輪に選ばれただけの「平凡な令嬢」であるアウローラが許せないというものでした……
人見知りのフェリクスを支えるために、必死でパーティーに参加する貴族の面々を覚えたり、ダンスの練習をしながら二人はついにパーティー当日を迎えます。アウローラのドレスを仕立ててくれたのは王都でも有名なデザイナー、エマ・プリュイという女性でした。
彼女が仕立ててくれたドレスに自らも刺繍を施し完成したドレスは、本来舞踏会にはご法度の白と黒を基調にした斬新なデザインのものでした。アウローラのドレスに似合うよう、フェリクスは何かあった時に助けになるようにと魔力の籠ったイヤリングとネックレスを渡します。
パーティー会場では人見知りで会話が続かないフェリクスの代わりに、アウローラが必死に場をとりもちなんとか問題なく挨拶を交わしていきます。
ところが、アウローラのドレスを「ご法度のデザイン」と見とがめたキルステン侯爵夫人にたしなめられます。アウローラは彼女がファッションに敏感なことを利用し、自身のデザインが王都屈指のデザイナー最新作であることを説き、場を乗り切ります。
白と黒を基調にしたドレスを選んだもう一つの理由として、絶世の美貌をもつフェリクスの隣に平凡な自分が並び立つため、釣り合うようなドレスにしたと語るアウローラ。そんな彼女にフェリクスは「誰よりも愛らしく見える」と褒め、アウローラをダンスに誘います。ところがそんなアウローラにユールも一曲踊ってくれないかと声をかけてきます。アウローラは自分はフェリクスの婚約者だから、と彼の誘いを断りました。
パーティーも終わりに近づいた頃、アウローラは休憩室に向かうはずだったのですが案内役の侍女についてたどり着いた場所はユールの部屋でした。
ユールはアウローラに「一度も勝てたことのない永遠のライバルであるフェリクスが、アウローラのような平凡な女と婚約することが許せない」と怒り、アウローラを婚約者から外すために彼女に乱暴しようとします。その瞬間、イヤリングを通してアウローラの悲鳴を聞きつけたフェリクスが二人の元へとかけつけて……
『指輪の選んだ婚約者』2巻の感想
本当は指輪が選んだという理由の一時的な婚約関係だったアウローラとフェリクスですが、話が進むうちにフェリクスは段々とアウローラに惹かれ始めます。
2巻の見どころはアウローラの刺繍好きが生きるパーティーのドレスシーンです。パーティーではご法度の白と黒というタブーを破り、デザイナーと共に作り上げたアウローラのドレスは本当に綺麗で、パーティーのシーンは何度も読んでしまう程です。平凡と自分を評価するアウローラですが、彼女の芯の強さが見える場面でもあるので、物語に引き込まれてしまいます。
そして、フェリクスのライバルでもあるユール。彼は平凡なアウローラの事をフェリクスの婚約者として相応しくないと怒りを募らせついに行動に移してしまいますが、駆けつけたフェリクスがどんな反応をするのか。3巻が非常に楽しみな展開になっています!
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