『プロミス・シンデレラ』は橘オレコ先生による漫画で、「裏サンデー女子部」および「マンガワン」にて配信中です。現在6巻まで単行本化されています。
夫の不倫により離婚、居場所もお金もなくしたバツイチ27歳・早梅と、不器用すぎる男子高生・壱成の年の差恋愛模様を時に面白く、時にシリアスに描いています。
今回は『プロミス・シンデレラ』6巻のネタバレと感想記事です。
『プロミス・シンデレラ』6巻のネタバレ!
5巻では早梅と成吾の過去が明かされ、謎の美女・菊乃の登場により、物語が大きく動き始めた回かと思います。
旅館を辞めずにすむことになった早梅は、洸也の提案により壱成とともに歓迎会に参加することになります。そこには旅館に出入りする芸者・菊乃の姿もありました。大人たちが王様ゲームで盛り上がる中、菊乃は怪しい雰囲気で壱成に近づいていきます。
花火大会当日、壱成は今日こそは自分が男だということを意識させて「手ぐらい握ってやる!」と意気込むものの、浴衣姿の早梅にドキドキしすぎて全くうまくいきません。
祭りの途中、はぐれてしまった二人。するとそこに再び菊乃が現れ、壱成を誘惑していきます・・・。
その後菊乃は壱成を探し歩く早梅に声をかけ、森の中へと誘い込むと、突然崖の上から彼女を突き落とすのです。
なんとか一命は取り留めた早梅。そして、菊乃から話を聞かされ飛び出した壱成と成吾。取り残された菊乃。
二人はそれぞれ必死に探しまわり、早梅を見つけたのは成吾でした。
洸也たちの助けにより崖下から救出された早梅と成吾。するとそこにはまたしても、狂った様子の菊乃の姿がありました。彼女に成吾は「もう俺に近づかないでくれ」と強い言葉を浴びせます。
その後駆けつけた壱成は、距離の近い早梅と成吾に嫉妬、引き離そうとしますが、逆に成吾はそんな二人の様子に嫉妬。壱成の前で、再び気持ちをストレートに口にします。
成吾によって早梅の気持ちが動かされていることが我慢出来ない壱成。そして「神回」と言われるラスト、ついに壱成が・・・・!?
『プロミス・シンデレラ』6巻の感想
とにかく、菊乃が怖い!!美しさの裏に、とてつもない狂気を感じます。絵もクセがなく綺麗な作品ではありますが、この菊乃の狂気じみた表現などは6巻で初めて出てきた描き方です。それもとても上手だなぁと思いました。表情の描き分けが本当に上手です。
初めは単なる年の差ラブコメかと思って読んでいた作品ですが、読み進めるうちにそれだけではなく、人間としてのいろいろな部分を描いていてとても面白いです。
また、この6巻では壱成の成長がとても感じられて、それは他でもない早梅のおかげでしょう。以前は感情的に思いをぶつけていたのが、抑えてから頑張って言葉にするようになっています。早梅も早梅で、少しずつ壱成を意識し始めているのが表れていて・・・ただそう簡単にくっつかないのがこの作品の面白さです。
天然鈍感すぎるバツイチ女と、不器用すぎる男子高生。10年振りに再会した初恋の相手。
個人的には、歓迎会のシーンで見せる壱成の「アホ面」とその後の悦子さんと洸也さんの目配せが好きです。
他の人の前ではカッコイイのに、早梅の前では一生懸命だけどダメダメになってしまう壱成がかわいくていとおしくて、応援したくなります。ラストシーンは「ついにやったぁ!!」と、久しぶりに恋愛モノでドキドキしました。神回と言われるのも納得です。
ただ前巻の5巻までは成吾の行動が謎で何を考えているのかが分かりませんでしたが、6巻では彼の気持ちが明かされ純粋な人だと分かったので、成吾のことも応援したくなりますね・・。
菊乃もこのまま簡単に引き下がるとは思えないので、このあとどうなるのか・・・
兄弟対決が始まるのか、また、兄弟の過去や菊乃との関係も明かされていくのか、とても楽しみです。
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